第13回さけぶ会

 今回の参加者は眸子先生を入れて男性4名の少数精鋭であった。

 1.「少年」創刊20周年記念祝賀会・俳句大会について

(1)役割分担について

最初は5月29日と30日に開催される「少年」創刊20周年記

  念祝賀会・俳句大会の役割分担(案)についての詰めが行
 
 われた。  

(2)俳話断章について

   特筆すべきは、30日に予定している主宰の俳話断章
   
   の内容について、議論されたことである。

案1は、俳人協会三重県支部で講演予定の「美の俳人・高野素十」

案2は、創刊20周年を記念して出版する「~眸子の俳話断章~つれづれ百話」

身近な話の方がよいだろう、ということで、~眸子の俳話断章~つれづれ百話の中から

選抜して話をすることになった。

(3)さけぶ会について

さけぶ会(大分ではおら部会)が懇親会の後に行われることになった。 

  大勢の参加が見込まれますが、果たしてどのような展開に
  なるか、楽しみである。 

  ちなみに、さけぶ会の進行は、山本万象、御沓加壽、村田

  文雄の3人が担当する。

2.能川はるをさんの叫び

 「少年」のエッセイに、「用の美(一)」を書いたが、さらに深めたいと考えている。

 先生のアドバイス:さらに深めたいとのこと、賛成であ  る。頭の中で思っているだけで

 は、前に進まない。「少年」は、そのようなことを書いて  発表する場でもある。まずは

 行動したらどうか。連載物としてチャレンジしてほしい。

 

3.村田文雄さんの叫び

 なぜ、誰もとってくれないのか、アドバイスをいただきたい。

   人知れず溜まる花屑遊歩道

作者の詠いたい思いを述べてもらった後、先生のアドバイ

スをいただく。

遊歩道は説明。俳句は詩である。「遊歩道」を「崩る

花屑」に変えることによって、花屑の情景も哀れも表現で

きるのでないか。「溜まる花屑」「崩る花屑」と呟くようにリフレーンすることでその

思いは伝わってくるのではないか。

    人知れず溜まる花屑崩る花屑

   用水路斜面屏風に燕子花

作者の詠いたい思いを述べてもらった後、先生のアドバイスをいただく。

先生のアドバイス:用水路に拘りすぎているようだ。燕子花の情景をしっかり詠んでほ

しい。目を瞑って今一度詠みたい情景を思い描き、その中から必要な言葉を紡ぎ出すこ

とが大事である。

    燕子花屏風の如し水辺行く

 ③ 遠き日の子らで溢るる村祭り

作者の詠いたい思いを述べてもらった後、先生のアドバ

イスをいただく。

先生のアドバイス:「遠き日の子ら」は、わかるようでわ 
 かりにくい表記である。俳句は断定すること。「遠き日や」と上五で切れることによっ
 
 て、情景が生き生きと思い描けるのではないか。

    遠き日や子らで溢るる村祭り 

  先生を含めて4人という参加人数は初めてであるが、参加者にとって、こんな贅沢な時間は普通考えられない。特に文雄さんは個人教授である。逆に「少年」創刊20周年記念祝賀会・俳句大の「さけぶ会」は大勢になると思うが、進め方に一考を要するかもしれない。
今回のレポートも、出張でお疲れの先生に加筆、修正をしていただいたこと、心より感謝いたします。(HP管理者・加壽)