第12回さけぶ会

 今回の参加者は眸子先生を入れて男性7名、女性2名の9名でした。

 ♦今後のテーマについて

最初の話題はさけぶ会の今後のテーマについて先生より提案を頂きました。

 「三郷俳句塾に参加されている中田のお父さんは、早逝された著名な俳人(千代田葛彦先生)であり、三郷に住まわれ素晴らしい句を多く残された方との事です。ふるさと三郷のご縁もあり、さけぶ会で、千代田先生の作品を鑑賞する機会を設けてみたらどうでしょう。先生の作品から学ぶことは多いと思います」とのご提案をいただきました。

議論の結果、千代田先生の作品の鑑賞会を随時(定期的でなく)してみようということになりました。

 ♦「少年」創刊20周年記念のメモリアルライブラリーについて

お弁当も食べ終わり次の話題は、今後次々と刊行される「少年」創刊20周年記念のメモリアルライブラリーの話題になりました。

師より「俳句やエッセイは生きた証が綴られたものであり、ライブラリーを出すということはその人の人生を振り返り、見つめ直す機会にもなり、次なる一歩を踏み出す活力になる。ぜひ、みなさんにもお勧めしたい」との話がありました。

三郷俳句塾でメモリアルライブラリーを出版なさる方は次の通り。

村田文雄さんのメモリアルライブラリー「寿限無」

 初恋の句がありご家族の反響は如何に!

 山本万象さんのメモリアルライブラリー「大海鼠」

 連句も収録されており、多彩な内容、ユニーク!

 山岡英明さんのメモリアルライブラリーは、「英明さんのフォトアルバム」と「英明さんの俳句とエッセイ集Ⅱ」

  「英明さんのフォトアルバム」は全ページカラー!

 高橋敏惠さんのメモリアルライブラリーは、「愛しき日々」

  ご自分の描いた絵画も収録!

 ♦本日のメインイベントの叫びについて

次に話題は本日の投句についての鑑賞に進みました

  加壽さんの「ひとり身の安否尋ねて春が来る」について

   この句の「春」とは何かについて議論伯仲しました

   ・春は一人での孤独な住まいに、冬が終わりようやく春が訪ね来た

  ・春は子どもさんや、お孫さんを春に例えて詠んだ等意見多発

  文雄さんの「花筏鳥が一気に真つ二つ」

   ・鳥は一気に花筏に飛び込んで真っ二つ水底へ行ったのか?

   ・鳥は川を泳いで来て花筏を真つ二つに分けて泳いで行ったのか?

   作者の回答は‐‐‐‐‐

  行人作 「囀りに雨戸開けたる両となり」

   ・雨戸を明けると囀る鳥は逃げるのでは 

   ・雨戸を明けた後を詠んだのではなく、囀りで雨戸を開けた状況までを詠んでいる

   ・雨戸を開けても鳥は付近に行くだけで又囀る等々

  作者より叫び声‐‐‐‐作者はこの句に自身として何か物足りなさを感じており

  それが何か分からないとの事。もっと骨太の句として詠みたいがどうすれば良いか

  苦闘している。

本人の考えている骨太とは

  素十、飯田蛇笏のような個性があり揺るぎない句作をするにはどうすれば良いかとさけぶ

師より説明

 俳句は詩であり文芸である。その人の句風はその人の経験が創るものである。 

 一定の修練が必要である、それは四、五年でなく十年単位であろう。

  見たものは強い、よく見て自分の表現で言い切るそして「さけぶ会」で進んでいる方向を叫んで、客観的に見つめてみる。

♦三郷の情報誌「りぶるメディア」について

最後に参加者の中田麻沙子さんより残念な報告がありました。 

 中田さんが最初の発行時より参画していた「りぶるメディア」(2万部発行の三郷情報紙)が休刊になるとのこと。その中には、「四季の句暦」として我々の句も掲載して頂いておりましたが残念です。

 ●次回は5月13日(土曜日)三郷俳句塾の日に実施します。皆様ご参加下さい!


  今回は、レポートを冨岡行人さんが担当してくださいました。それを今回も、大変お忙しい先生に加筆いただくというありがたい文章になりました。皆さま、ぜひご参考にしてください。
                                                              (HP管理者・加壽)