三 郷 市 俳 句 連 盟  

平成28年度俳人協会埼玉県支部主催
「花と緑の三郷吟行俳句大会」レポート

   平成28年度俳人協会埼玉県支部三郷吟行俳句大会は10月23日(日)に開催された。曇天の日々が続いていたなかで、久しぶりの晴天で、吟行日和であった。

 午前中は一茶双樹記念館、赤坂神社、光明院、早稲田公園、高応寺などで俳人が各自吟行を行い、当日句3句を午前11時半締め切りの投句である。午後から「花と緑の三郷吟行俳句大会」が開催された。当日の参加者は102名であった。

 俳句大会の実行委員長は稲田眸子氏、司会は地元委員の村田文雄氏で進行された。事務局長の田口登氏の開会のことば、世話人代表の栗原憲司氏の挨拶に続き、13時10分より櫂未美知子氏の演題「季語を手に入れる」の記念講演がおこなわれた。

 講演は40分で「自然の美そのままの世界から、少し人の手がはいったもの(季語)に触れること、人の心が投影された季語に触れること、自然のままの季語の「その先」を楽しむこと、季語の多様性と俳人としての暮らしを豊かにすること、手に入れられるものについて考えること」等の内容で、水中花や砧など季語の材料を持参され、それらを手に取って実演と季語と俳人諸氏の例句を披露され、楽しく勉強になる御講演であった。

 御講演と並行して別室では8人の選者による当日句の選句が行われており、記念講演終了後、当日句の8人の選者の15句の選句とその中の特選句1句がそれぞれ披講された。

 披講終了後、投句(事前投句と当日句)の講評と表彰が行われた。事前投句は1人3句の応募で応募句474句の内、選者代表の講評の後30位までの投句者が表彰された。

1位は「にぎやかな風売っている風鈴屋 折原野歩留」の15点句であった。続いて当日句の講評があり、当日句選者8人の特選1句づつの表彰が行われた。

 当日句の表彰後に、次回の「入間吟行俳句大会」の紹介が埼玉県支部世話人の山口素基氏より紹介され、大会事務局次長の御沓一敏氏より閉会挨拶があり、楽しく有意義な俳句大会はお開きとなった。

 閉会後、文化会館の二階大会議室で櫂先生を交えて懇親会が催された。懇親会は実行委員長の稲田眸子氏の司会進行により行われ、出席者全員のスピーチの披露があり、和やかな楽しい雰囲気のなかでお開きとなった。                (山岡記)